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初恋の人からアグリアスさんへお手紙が届きました。 アグリアス、元気?もう自分のことを「ボク」とかは言わなくなったかな?あのころの アグリアスをなつかしく思います。 泣きじゃくるアグリアスが「好きだけど寂しいから別れる」と言って自分から連絡を断った あの日から、もう9年が経ったんだね。月日が流れるのは早いものです。 手紙を書いたのは、とくに用事があるわけではないんです。ただふと思い出して 懐かしかったので、思いつくままに手紙に書こうと思って。ふふ。驚いたかな? 今から思うと、なんだかあのときの付き合いは、おれの一人よがりだったなぁという気が します。アグリアスはいろいろと我慢して溜め込むタイプだったから、なかなか気持ちに気 付いてあげられず、よく泣かせたり怒らせたりしていた印象があります。いつのまにか不機 嫌そうな顔になっていて混乱したことが何度あったことか・・・。今では素直に気持ちを言え るようになっていますか? そういえばアグリアスにとって、おれが最初の彼氏でしたね。だからか、最初のころのアグリ アスは、かなり猫をかぶっていたように思います。最初のころは、少なくとも「ねぇねぇ、のど ぼとけ触らせて♪」などと言えなかったはず。今では勝手に触るぐらいになっているんで しょうね。 まだ付き合ったばかりのころ、アグリアスはやたらと「絶対に別れないって約束して」と迫っ てきましたね。おれは「おう、約束するよ」などと言っていましたが、内心「うっ…」と思ってい たのをよく覚えています。約束を破ってごめんなさい。 総括するなら、アグリアスと付き合えたことは、とても感謝しています。多少重苦しいところ もあったけど、期待されているし愛されているなぁと感じられました。どうもありがとう。 いろいろ書いたけど、おれはアグリアスのことがそれでも好きでした。これからもアグリアス らしくいられるよう、あと、腹筋を割るという夢もそのまま追いかけながら、幸せをふりまいて ください。 またいつか会いましょう。では。 P.S. アグリアスがクリスマスにくれた観音像、まだ飾る場所が決まりません。
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がんばれ森川君2号 【がんばれもりかわくんにごう】 ジャンル 育成シミュレーション 対応機種 プレイステーション 発売元 ソニー・コンピュータエンタテインメント 開発元 ソニー・コンピュータエンタテインメントムームー 発売日 1997年5月23日 定価 5,040円 配信 ゲームアーカイブス 2007年2月22日 判定 なし 概要 システム 評価点 問題点 総評 余談 概要 Pet in TV、略してPiT(ピット)と呼ばれるAI搭載ロボットをプレイヤーが指示したり教育したりして育成するゲーム。 箱庭形式で作られた幾つかのワールドをPiTに探索させ、そこに存在する様々なオブジェクト(物)を利用して到達できる最深部にて「AI-CHIP」と呼ばれるアイテムを収集するのが目的である。 すべての「AI-CHIP」を集めたときに何かが開放される! ちなみに「2号」というタイトルだが「1号」(前作)は別に存在しない。また、「森川」とは開発者の森川幸人氏(現・株式会社ムームー社長)の事であり、PiTの名前が「森川君」と言う訳でもない。 システム PiTは最初の時点では右も左も分からない「赤ん坊」そのもののAIしか持っていない。 オブジェクトを指定するとPiTはパターン的な行動を取り、成否をプレイヤーが決定するとPiTはその通りに憶えていく。 ただし、ワールド進行に必須なオブジェクト以外にはPiTの行動の正解不正解の定義は存在しない。そのため、PiT自身が嫌がらない限りプレイヤーの嗜好に合わせたPiTに仕立て上げることが可能。 オブジェクトへの行動はパターン的なものを一通り繰り返す。 叩くや蹴るのほか引っくり返したり脅かしたり、どうにもならなくなると 突然家に帰ろうとすらする。 家に帰るという行動はPiT自身がにっちもさっちもいかないと判断した場合に取る行動。 大目的はAI-CHIP収集だけでなく、隠しワールドであるワールド9のクリア。 このワールドではPiTに指示ができず自立行動しかさせられないため、他のワールドでしっかり教育しないと突破できない。 オブジェクトはさまざま。 食べ物(エネルギーパック等)や仕掛け(スイッチ等)、また他のマップへの移動タイルもオブジェクトに数えられる。 ただし上記のような意味のあるオブジェクトは全体では少なく、その多くが特に意味のないもので構成される。 簡潔に言ってしまうと、"マップ内の床面以外のすべての設置物がオブジェクト対象"である。木や柵や墓石やウ○コすらも。 オブジェクトの中には同じ開発元の『JumpingFlash! アロハ男爵ファンキー大作戦の巻』から出演しているものもある(*1)。 評価点 PiTは喋ることはないが、そこが本当のペットみたいで可愛い。 PiTの喋る言語は存在するが単なる機械音に近いもので、声から機嫌を推し量ったりはできない。そもそも聞き取りにくい。 「同意している」など、PiTの表面的な意思はプレイヤーも理解できるようになっている。 ワールド探索が楽しい。 プレイヤーの視点からすればすぐに解ける仕掛けでもPiTには細かく指示しなければ難しい。だからこそ先に進めるようになっただけでも達成感がある。 中には初見プレイではプレイヤー自身も仕掛けが理解できないものもある。 ワールドはさまざまな風景が用意されており、場所に応じたオブジェクトが点在するので飽きが来ない。 ゲームオーバーがない。 空腹度か疲労度のどちらかが悪化したり爆弾等で大ダメージを受けるとPiTはその場で倒れるが、単に家に戻されるだけで大きなペナルティはない。 しかも家の前のワープタイルですぐにもとのマップに戻れる。学習状況等もそのまま。 このシステムは後述する育成法を助長してしまう意味では問題点でもある。 PiTの見た目が変化するものが多い。 外装パーツや拡張パーツを装備するとPiTの見た目が様々に変化する。特に外装パーツは衣装のような扱いであり、ギャグ風味なものからファンシー、クールなものまで揃っている。 そのマップ内だけに限られるが、帽子等の被り物系アイテムもある。 問題点 初期PiTの選択の意味がほとんどない。 ゲームスタート時に5種類の性格のPiTからひとりを選んでスタートするのだが、どのPiTでも初期ステータスが若干違うだけで育成しているうちにまったく同じになる。 一応、選んだPiTによって家のデザイン(テクスチャ)が変化はする。初期外装も限定である。 ストレスの存在がよくわからない。 □ボタンでPiTを呼んでクリアに関わるオブジェクトだけを操作させて進めばサクサクプレイできるのだが、こうするとストレスがたまり言うことを聞かなくなる。 しかし、「よしよし」すればすぐさま元に戻る。だったら最初からストレスというもの自体が必要ないのでは…と思ってしまう。 生き物は多種多様いるのだが、PiTがどんな行動を取っても利益になることはない。無意味か危険かのどちらかである。 一部アイテムを持ち帰るとクリア不可能になる場合がある。 PiTは気に入ったものを持ち帰るという基本的な性格がある。そのため、腕力が高い状態で仕掛けに関わるスイッチ等を持ち帰ってしまい先に進めなくなることもある。 持ち帰ると自宅にコレクションされるのでそこから元に戻すことはできるが、同じマップに行くとまた持ち帰ってしまうループに陥る。しかも毎回のように「嫌がっている」などと言われる。 あまりAIの性能が良くないためか、ひとつの行動を間違って覚えるとなかなか修正できない。 特定オブジェクトを「叩く」以外の行動をさせるために(「叩く」では腕力次第で破壊してしまうため)本頁作成者の場合は3時間近く学習させても覚えられなかった。 PiTを「よしよし」する事はできても、叱ったり矯正したりすることはできない。この点はファミ通のインプレでも指摘されていた。 BGM関連 BGMはPiTの機嫌に左右されて選曲されるため、機嫌の悪い時は不協和音に近いBGMが垂れ流され続ける。プレイヤーの操作でOFFにすることはできない。 BGM自体も単調なループBGMばかりで、妙に甲高かったり重苦しかったりと聞いているのが苦痛になるものもある。 自習モードで放置プレイさせておけば勝手に育つ。 PiTに自立行動させる自習モードというものがあるのだが、ゲームオーバーが存在しないため放置プレイが可能。 基本的な行動を覚えたらあとは自習モードのままでリアル時間一日程度ほったらかせばクリアに必要な腕力や脚力は確保できる。 しかしあまり放置するととんでもない性格に育ったりする。目の前にある物を片っ端から叩き壊したり、ウ○コを好き好んで食べたりと言ったPiTが出来上がる事すらあり得る。自習もほどほどに。 AI-CHIPを全て集めると金色のPit「ゴールデンPiT」が育成可能となるが、そちらに変えると今まで育てたPiTが破壊される演出が入る。いくらなんでもあんまりである。 ゴールデンとは言え、実際は外装パーツを装備しているだけ。変更時に性格などのカスタマイズができるが、やはりあまり意味は無い。 この破壊シーンについて、開発者である森川のインタビューで明かされている。それによると1つのPiTで600ポリゴン以上という当時のプレイステーションでは最高レベルの処理がなされており(高性能AIのほうが容量的に大きかったようだが)、ふたつ以上同じ物体を画面内に出現させると処理速度が遅くなってしまうから、とのこと。森川氏としてはこのような結果になったことを悔やんではいるらしい。 総評 パッケージイラストの通りに可愛らしく女性にも好評だったこのゲームだが、ゲームクリアに傾倒してしまうとPiTの行動でいちいち停止させられるのが鬱陶しくなってしまう。 コントローラーから半分手を離し、時間に囚われずゆったりと余裕を持って生暖かく見守れる人にこそ向いているのんびりゲー。AI-CIHP収集を作業と捉えず探索の一環と考えられれば言うことなしである。 余談 ユルいゲーム内容とは裏腹に、開発に当たって指揮を執った森川氏の苦労は相当なもので、正に「がんばれ森川君」と言うべきものだった。ひょっとして「1号」ってこの事? 以下、別冊宝島「このゲームがすごい!プレイステーション編」より抜粋。 当時「ウゴウゴルーガ」等のCG製作で名を馳せていた森川氏は、ゲームに関しては全くの素人であった。彼がゲーム業界関係者との雑談で「AIを使ったゲームなんていいんじゃない?」と何気なく言った事が発端となり、気がつけば本作の指揮を取る事に。しかし割り振られたプログラマーの数学知識が非常に乏しいことが判明。引くに引けない森川氏は「高校の参考書を引っ張り出し、三角関数から勉強し直した」。 開発の参考のため、幼児の挙動を観察しようと公園のベンチに座って子供たちを凝視していたところ、変質者扱いされたことも。 数年の猛勉強を経て本作を完成させた経験が、『アストロノーカ』など後のゲーム製作に生きることとなった。また氏は、本作発売後に日本人工知能学会にて特別講演の講師として招かれている。
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第6次(ぐらい・・だと思う・・)Gセンチュリー大戦 はい、こんばんわ。やんばるくいなでゴザイマス。 ただいま、やんばる家にて やんばるVSみょろろん のGセンチュリー戦争勃発中〜 Gセンチュリーとは、まぁ、アレデス、むかーしのプレステのガンダムシュミレーションゲームデスナ。 ちなみにみょろろんはいつも連邦系、やんばるはジオン、ネオジオン系です。 過去の戦跡は、うちのヤクトドーガ量産作戦で勝ち越してたんだが、みょろろんのガンダムXのマップ兵器が解禁になってからは鬼のマップ兵器の前に辛酸なめさせられています。。 またしても、みょろろんの鬼のマップ兵器に屈してしまうのか・・ やんばるジオン帝国の逆襲があるのか・・・ 勝負の行方は・・以下次号! コメント Gセンチュリーかぁ、スーファミであったのなんだったかなぁ。何とかXだった気がすると、それもはまったなぁ。ネット対戦はでけんとですか?w -- Kengo 残念ながらネット対戦はでけんとです・・埼玉まで来る○ -- やんばる 名前 コメント
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DQⅣ 重要アイテムの一つ。 闇の力を増幅する効果があり、【進化の秘法】はこの腕輪が完成の鍵となっているらしい。 この腕輪をめぐって人間同士の争いが絶えなかったため、【フレノール南の洞窟】に封印されていた。 作中では偽アリーナこと【メイ】の身代金として魔族の手に渡り、進化の秘法の完成に向けての研究が開始されることになる。 小説版 本物とは別に【よるのていおう】が見本として作ったイミテーションが存在する。 これを魔物がアッテムト鉱山で落としてしまい、それを見つけた【ベビーサタン】がこれを本物と思ってデスピサロに献上した。 よって、デスピサロの進化に使われた腕輪は偽物であり、進化の秘法は完成していないという設定になっている。 本物の腕輪は今もなお欲深い人間達の間をさまよい続けているらしい。
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久々の回線奮闘記w はいコンバンワやんばるくいなでございます。 今回はやんばる日記恒例のやんばる回線奮闘記〜 エッジを1Xから4Xにしてみました。タブンなってるはず・・・ ですが、 緑 が 赤 になるより速くなるはずなんですが・・体感速度特にかわらず・・・ これで・・月+3000円か・・・ ビミョすぎだ・・・ あんま変わらないだろなと思っていままでやらなかったんだけど・・ね であまた、やんばるくいなデシタ コメント +3000円の投資効果はあるのだろうか・・・次回の報告に期待!! -- Kengo うーむ。落ちにくくなるといいね〜 -- それん@ねこ 名前 コメント
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まとめサイト作成支援ツールについて @wikiにはまとめサイト作成を支援するツールがあります。 また、 #matome_list と入力することで、注目の掲示板が一覧表示されます。 利用例)#matome_listと入力すると下記のように表示されます #matome_list
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▼下へジャンプ 【鬼畜】姉の下着盗んでたのがバレた避難所【ムーブメント】 4 弟喰姉さん ◆GI/T0mVh96 06/08/30 22 12 28 ID 03jVX/sf 勇者スペック③ ■和製 ◆A9bR.sXi42 18歳。水泳部。種オタ 。元カノとは4日で別れる。 姉1の着替え覗いたり色々して姉2にいつも心配かけている。 最近野球マネに一目ぼれ。 避難所生活に乗り遅れるが最近合流。 ★姉1 21歳。ニート。 ★姉2 双子の姉。水泳部。優しい。 ・・・というより和製のいいなり(住人感想) ■フォル ◆GyAzveqMds 中3。姉にキスできない身長。 うわめづかいと絶対的な安価実行力が武器。 そっちの知識が全くなかったが、住人に(鬼畜)英才教育を受け、急成長中。 遂に姉の目の前で従妹でNDT。 ★姉 19歳。短大生。もてる(彼氏居ない)。ドM。SM本、リモコンローター所持 フォルの奴隷に成長中 ★アヤ 従妹。19歳。短大生。ルックスは姉よりイイらしいい。 いじわる、エロい。フォルのことをおもちゃだと思っている。 ★マイ 姉と同じ短大生で幼馴染。かわいくておとなしめの不思議ちゃん。 キス魔(姉談)でフォルとDキス済み。 酒やHな雰囲気で スイッチが入ると急激に(いとこの比じゃないぐらい)エロくなるらしい(姉談)。 フォルをキープ君に? そのほかにも担任の先生がスゴイ保健体育の先生だったり、転校生が隣の席にきたりと エロげー要素満載。 13 和製 ◆A9bR.sXi42 06/08/30 22 30 35 ID hMKfuBb0 マネジャは追加しなくていいよな? 年下だしさ 178 和製 ◆A9bR.sXi42 06/08/31 00 05 45 ID YDVutY/c なんつーかもう俺場違いじゃねwwww 相手が姉じゃねぇんだしwwwww 181 人参王 ◆WxL5xKzvvQ 06/08/31 00 08 15 ID W2y8THF3 178 このスレは何でも有りなんだぜwww 183 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 06/08/31 00 08 37 ID JMc9ofgk 178 気にしないwww 184 騎士 ◆eW40codo.c 06/08/31 00 08 46 ID +gSqtf5c このスレは初代1が主役なんだぜ? あれ? 189 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/08/31 00 11 22 ID 0sA9nSZA 和製、気にする必要なし! 184 守りつづけて幾月… ナツカシス ( ゚Д゚)y-~~ 212 和製 ◆A9bR.sXi42 06/08/31 00 21 09 ID YDVutY/c オレも明日はクラブだし、 きっと報告できるぜ 214 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 06/08/31 00 21 28 ID 0sA9nSZA 212 楽しみにしてるぜw でも煙草はもう吸うなよw 216 人参王 ◆WxL5xKzvvQ 06/08/31 00 24 33 ID W2y8THF3 212 クラブガンガレ 219 弟喰姉さん ◆GI/T0mVh96 06/08/31 00 26 56 ID j5ZJCVZ4 姉者「あたしは欲張りだから…」 姉者「恋人っていう肩書きないとうまく割り切れないんだよね…」 弟者「うん」 姉者「だから迷惑だったらこの場でふってほしい、姉者と付き合うなんて無理だよって」 弟者「マキちゃん」 姉者「…うん?」 弟者「僕は今日楽しかったよ?」 姉者「よかった…」 弟者「マキちゃんが言ってるのは、今日僕が断ったら」 弟者「今日みたいなのはもうおしまいって事でしょ?」 姉者「…そうなるね」 弟者「じゃあ断らない」 姉者「え…」 弟者「僕はマキちゃんの恋人になる」 姉者「…いいの?恋人ってどういう事かわかってる…?」 そういいかけた時 半分泣きそうなあちしをちっこい身体で抱きしめてくれた そのまま地上へ到着 景色殆ど見てねぇぜ…orz 226 和製 ◆A9bR.sXi42 06/08/31 00 30 15 ID YDVutY/c 219 ・゚・(ノД`)・゚・。 よぉぉぉぉぉぉっしッ!!! 俺もがんばるぜ。 明日に備えてねるぜノシ 240 弟喰姉さん ◆GI/T0mVh96 06/08/31 00 35 49 ID j5ZJCVZ4 238 ありがとん そしてごめんな勝手に勇者にしたてあげて… だが反省はしていない 246 和製 ◆A9bR.sXi42 06/08/31 00 36 40 ID YDVutY/c 240 ねーさんホントオメデトー それじゃっ!夕方に会おうぜッ! INDEX 和製-インデックス PREV 和製-014 NEXT 和製-016 ▲上へジャンプ
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もくじを見る 概要 所持ポケモン 関連項目 コメントフォーム 概要 所持ポケモン No. 名前 特性 通常特性 隠れ特性 関連項目 特性 あ行 ARシステム アイスフェイス アイスボディ あくしゅう あついしぼう あとだし アナライズ あまのじゃく あめうけざら あめふらし ありじごく アロマベール いかく いかりのこうら いかりのつぼ いしあたま いたずらごころ いやしのこころ イリュージョン いろめがね いわはこび うのミサイル うるおいボイス うるおいボディ エアロック エレキスキン エレキメイカー えんかく おうごんのからだ オーラブレイク おどりこ おみとおし おもかげやどし おもてなし おやこあい おわりのだいち か行 カーリーヘアー かいりきバサミ かがくのちから かがくへんかガス かげふみ かぜのり かそく かたいツメ かたやぶり かちき カブトアーマー かるわざ かわりもの がんじょう がんじょうあご かんそうはだ かんろなミツ ききかいひ きけんよち きずなへんげ ぎたい きみょうなくすり きもったま ぎゃくじょう きゅうばん きょううん きょうえん きょうせい ぎょぐん きよめのしお きれあじ きんしのちから きんちょうかん くいしんぼう クイックドロウ クォークチャージ くさのけがわ くだけるよろい グラスメイカー クリアボディ くろのいななき げきりゅう こおりのりんぷん こだいかっせい こぼれダネ ごりむちゅう こんがりボディ こんじょう さ行 サーフテール サイコメイカー さいせいりょく さまようたましい さめはだ サンパワー シェルアーマー じきゅうりょく じしんかじょう しぜんかいふく しめりけ しゅうかく じゅうなん じゅくせい じょうききかん しょうりのほし じょおうのいげん じりょく しれいとう しろいけむり しろのいななき しんがん シンクロ じんばいったい しんりょく スイートベール すいすい すいほう スカイスキン スキルリンク スクリューおびれ すじがねいり すてみ スナイパー すなおこし すなかき すながくれ すなのちから すなはき すりぬけ するどいめ スロースタート スワームチェンジ せいぎのこころ せいしんりょく せいでんき ぜったいねむり ゼロフォーミング そうしょく そうだいしょう ソウルハート た行 ダークオーラ ターボブレイズ たいねつ ダウンロード だっぴ たまひろい ダルマモード たんじゅん ちからずく ちからもち ちくでん ちどりあし ちょすい テイルアーマー てきおうりょく テクニシャン てつのこぶし てつのトゲ テラスシェル テラスチェンジ テラボルテージ デルタストリーム テレパシー でんきエンジン でんきにかえる てんきや てんねん てんのめぐみ とうそうしん どくくぐつ どくげしょう どくしゅ どくのくさり どくのトゲ どくぼうそう どしょく とびだすなかみ トランジスタ トレース とれないにおい どんかん な行 ナイトメア なまけ にげあし にげごし ぬめぬめ ねつこうかん ねつぼうそう ねんちゃく ノーガード ノーてんき ノーマルスキン のろわれボディ は行 ハードロック はがねつかい はがねのせいしん ばけのかわ はじまりのうみ パステルベール はっこう バッテリー はとむね バトルスイッチ ハドロンエンジン はやあし はやおき はやてのつばさ はらぺこスイッチ バリアフリー はりきり はりこみ パワースポット パンクロック ばんけん はんすう ビーストブースト ヒーリングシフト ひでり ひとでなし ひひいろのこどう ビビッドボディ びびり ひらいしん びんじょう ファーコート ファントムガード フィルター ふうりょくでんき フェアリーオーラ フェアリースキン ふかしのこぶし ぶきよう ふくがん ふくつのこころ ふくつのたて ふしぎなうろこ ふしぎなまもり ふしょく ふとうのけん ふみん ふゆう プラス フラワーギフト フラワーベール フリーズスキン プリズムアーマー ブレインフォース プレッシャー フレンドガード ヘヴィメタル ヘドロえき へんげんじざい へんしょく ポイズンヒール ぼうおん ほうし ぼうじん ぼうだん ほおぶくろ ほのおのからだ ほろびのボディ ま行 マイティチェンジ マイナス マイペース マグマのよろい まけんき マジシャン マジックガード マジックミラー マルチスケイル マルチタイプ ミイラ みずがため ミストメイカー みずのベール みつあつめ ミラーアーマー ミラクルスキン むしのしらせ ムラっけ メガランチャー メタルプロテクト メロメロボディ めんえき もうか ものひろい もふもふ もらいび や行 やるき ゆうばく ゆきかき ゆきがくれ ゆきふらし ようりょくそ ヨガパワー よちむ よびみず よわき ら行 ライトメタル リーフガード リベロ リミットシールド りゅうのあぎと りんぷん レシーバー わ行 わざわいのうつわ わざわいのおふだ わざわいのたま わざわいのつるぎ わたげ わるいてぐせ コメントフォーム 名前 コメント すべてのコメントを見る ※こちらは「情報提供欄」です。質問や雑談はご遠慮ください。
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「ただいま、まりさ。ゆっくりしてたかな?」 ゆっくりまりさは透明な箱の中から人間を見上げた。 野良ゆっくりである自分が人間の手の中にあるという事実を再認識する。 どうしてこんな事に。 なぜ、こんな事に。 さかのぼる事約10時間前。 お兄さんが朝のゴミ出しから帰ってみると、家に居るはずの無い、黒いとんがり帽子を被った喋って 跳ねるという饅頭と遭遇した。 そいつはちゃぶ台の上に乗り、お兄さんの朝食の残りを口に蓄えようとしている最中だった。 まさにばったり、といった効果音が聞こえてきそうな位だったが、まりさが振り向いて お互いの視線が交差するやいなや。 「ごめんなざいごめ゛ん゛な゛ざいぃぃぃぃぃぃぃ」 口から食べ物をこぼしながら、バスケットボール大の侵入者はそう謝りながら全力で駆け出した。 なんとか人間の脇をすり抜けて元の入り口から逃げ出そうというのだ。 しかし、お兄さんの背後にある勝手口が完全に閉じていることを視認すると、パニックに陥り Uターンして家の中をデタラメに跳ねまわり始めた。 3分後。 あっさりと捕獲された。 「おねがいです!みのがしてくださぃぃぃ。さいきん全然ゴハンがたべられなくて 家族みんながゆっくりできないんですぅぅぅぅ」 会社に遅刻寸前だったことを思い出したお兄さんは、髪をつかまれて吊り下げられて喚くまりさを 手際よく透明な箱にいれて急いで出かけていった。 最近、数が増えすぎた野良ゆっくりの食糧事情は深刻になっていた。 この野良まりさの家族も例外ではなく、番のれいむも子ゆっくりたちも常にお腹を空かせていた。 まりさは家族の長としてそんな状況をどうにかしないと、と責任を感じていた最中に開けっ放しの勝手口に遭遇したのだ。 そろーりそろーりと中を覗くが、人気は無い。 少しだけ。少しだけでいいから食べ物を貰って急いで逃げよう。 家族が大喜びする姿を想像し、行動にうつってしまった。 「寝坊したのも、開けっ放しにしたのもボクが悪いんだけどさ、泥棒は良くないよね?」 まりさの入った透明な箱を両手で運びつつ、中身に話しかけるお兄さん。 「たべものが欲しかっただけなんです。もうしませんからまりさを許してくださいいぃぃぃぃ」 「ダメだよまりさ。悪い事したらさ、罰を受けないと」 廊下を移動した先、ドアを開けるとそこはコンクリート土間の無機質な拷問室。 運の悪いことに。 お兄さんは虐待お兄さんだった。 部屋に唯一あるテーブルの上にまりさ入りの箱を置き、カセット式コンロを用意し始める。 「じゃあ始めようか。足をこ~~んがり焼こうね」 コンロから立ち上る青い炎を目にし、まりさは絶句した。 これからこの炎であんよを焼かれる!? 「やめでぐだざい!ぞんなごどされだら゛もう狩りがでぎなぐなっでじまいまず! 家族が死んじゃいまずぅ゛ぅぅぅ」 ガタガタと箱の中で暴れて抗議するが、お兄さんはどこ吹く風。 慎重に箱のフタをあけると、まりさの髪を鷲づかみにしてコンロの上へ。 「あづいぃぃぃぃぃぃぃ!れ゛い゛む゛ぅぅぅぅぅぅぅぅ!!」 最愛のゆっくりの名を叫びながら底部を焼かれるまりさ。 なんとか熱から逃れようともがくが、お兄さんの両手ががっしりとそれを阻む。 やがて叫ぶ気力も無くなったのか、目をひん剥いて歯を食いしばり、うなるだけに なった頃、まず底部の右半分がすっかり黒焦げになった。 一旦炎の上から離され、お兄さんの目線の高さまで持ち上げられる。 「よしよし。まず半分が終了だ。もう少しだから頑張ろうね」 お兄さんの励ましの甲斐なく、空ろな目をしたままのまりさ。 反応が無いのでつまらなそうに、お兄さんはゆっくりと再びまりさを灼熱の上にかざすと 後半戦の開始の合図が響く。 「いじゃあああああああああ!あづい゛のは、もういじゃああああああああ」 ものの10分程だったろうが、当のまりさ本人には数十時間にも感じられた。 底面を全て黒焦げにされ、ゆぅゆぅと息も絶え絶えになり机の上でぐったりするまりさに 希望が投げかけられる。 「よく耐えたね、まりさ。これで罰は終了だよ」 目線をあげて、お兄さんを仰ぎ見るとそこには爽やかな笑顔。 これで無事開放されるのだろう。 家族の元に帰れる。 しかし。 「でも、まりさは家族の為に泥棒に入った結果こんな酷い目にあったのに、元凶の奥さんや子供が何の咎めも無いなんて… これは連帯責任を負うべきだよ」 まりさにお帽子をそっと被りなおさせて、その上から優しく撫でながら。 「だからまりさ、家族の元に案内してくれないかな。みんなにも罰を受けてもらおう」 自分に対してこんな事をする人間だ。れいむや子供たちには一体どんな罰が与えられるというのだ。 「ぞんな゛事でぎるわ゛げないでじょぉぉぉぉぉ」 即座に拒絶され、まりさを撫でていた手がぴたりと止まる。 「どうしてさ?まさかそんなゲスなゆっくりどもを匿うというのかい?」 「れいむや子供たちの所にお兄さんを連れて行くなんて絶対にしないよ!」 これが先ほどまで息も絶え絶えだったゆっくりだったとは誰が想像もできるだろうか。 その目には家族を守るという強い意志が宿っていた。 お兄さんの笑顔が完全に消え、完全なる虐待おにいさんの容貌へと変化する。 「じゃあゲスゆっくり隠匿の罪でまりさに罰を与えまーーす。案内をしてくれるなら罰は終わるから いつでも言ってね!」 罰だの責任だのともっともな言葉を使ってはいるが、お兄さんはまりさを、いやゆっくりをとにかく 苛められればそれでよかった。 まりさが耐え切れずに家族を売り渡せば一家まとめてヒャッハーー!!だろうし、そうでなければ まりさの精神と肉体が完全に壊れるまでいたぶるつもりなのだ。 机の上にまりさを残し、いそいそと部屋の隅の工具箱から『道具』を用意し始める。 「今回のアイテムはこれに決定」 片手にプラスドライバー、もう片手にはジャラジャラと音のする木の箱を持ち、虐待お兄さんは 戻ってきた。 「刑の執行を開始しまーす」 箱から取り出されたのは長さ約10cm、ねじ径7mmの特製のステンレス木ねじ。 その半ばのあたりまで螺子が切ってある。 「一本目~~」 尖った先端をまりさの左頬に軽くプスリと刺す。 軽い痛みと金属の独特のひんやりとした冷たさに、思わず目をぎゅっと閉じるまりさ。 お兄さんは左手でねじを支えつつ、ドライバーで少しずつ、少しずつ回転を加えていく。 「ゆ゛っ!ゆ゛ぎい゛っ!ゆ゛ゆ゛ゆ゛ゆ゛っゆ゛ゆ゛」 ねじは見る間に真ん中までめり込んでいく。 目と歯を固く閉じたまま、ひたすら激痛に耐えるまりさ。 中枢餡に傷が付かない限りはほぼ死の危険が無いゆっくりにとって、一定の長さのねじは苦痛を 与えるだけの実に都合の良い道具だ。 「これじゃあバランスが悪いから、逆の側にも一本追加するね」 わざわざそう言うと右頬にもねじを当て、じわりじわりとめり込ませてゆく。 「ゆ゛ゆ゛っ……ゆ゛ゆ゛っっぅ~~」 涙と涎でグチャグチャになったまりさに口調だけは優しく問いかけるお兄さん。 「うわ~~、痛そうだね。どうかな?家族を許せなくなったでしょ?こんな目にあってるのはキミ だけのせいじゃ無いんだし。責任を一人で背負い込む事は無いんだよ?」 「ま゛り゛ざはれ゛い゛む゛もこども゛達もう゛ら゛んでま゛ぜん。悪い゛のはま゛り゛ざだけ でず」 「ゲスゆっくりたちをまだ庇うなんて、罰が全然足らないみたいだね」 やれやれと大げさに両手を上げて首を左右に振るジェスチャーをすると、お兄さんはねじを更に合計で6本 まりさの頬にめり込ませた。 まりさは途中何度か白目を剥いて気絶したのでそのつど作業は中断し、ペットボトル入りの オレンジジュースを頭のてっぺんからぶっかけられては覚醒した。 30分後、まりさの頬には4対の突起がまるでヒゲのように誕生した。 「ぷっ。くっ、あはははは、ゴメンゴメン。まるでネズミさんのようだったから。チュウまりさとでも呼ぼうかなあ」 相変わらず軽い態度をとるお兄さんをなんとかに睨み返すまりさ。 足は焼かれ、顔にネジが埋め込まれ、それでもまりさの心は折れなかった。 「今日の所はボクの負けさ。それではまた明日、おやすみ。まりさ」 お兄さんは部屋を出て行き、照明が落とされて暗闇に取り残される。 「おちびたち…お腹を空かせているだろうね…ごめん。れいむ、おちびたちをゆっくり頼むよ」 まりさは残してきた家族のことばかりを心配をしていたが、極度の疲労のためか間もなくまどろみに 落ちていった。 「ゆっくりただいま!みんなおかあさんの言うことを聞いてよい子にしてたかな?」 「おとうしゃんゆっくりおかえりなさい!かえってくるのがおそいから、おかあしゃんがとーーってもしんぱいしたんだよ」 「ゆゆ!?ごめんねれいむ…。でもゆっくりできるゴハンがたくさん取れたよ!」 「今日もゆっくりお疲れ様、まりさ。おちびちゃんたちがかたつむりさんが一杯居る場所を見つけてくれたんだよ。」 「ゆっへん!いもうとたちとみんなで、がんばってとってきたんだよ!」 「すごいね!かたつむりさんがこんなに!?こんな豪華な夕飯は生まれて初めてだよ」 「さあ、みんなお父さんの取ってきた分も合わせて分けたらゆっくりいただきましょう」 「「「むーしゃ、むーしゃ。しあわせ~~~~~!」」」 きっとこれからも何度と無く繰り返されたであろう団欒の風景。 きっともう戻れないであろう幸せの風景。 夢であっても見れたのは正に幸運であったろうか。 次にお兄さんが部屋に来たのは翌日の夜だった。 「遅くなってごめんね。お腹空いただろう?なにか食べるかい」 お菓子やらパンやらの入ったビニール袋を掲げて見せるが、まりさは拒絶する。 「ゆうぅ…なにも食べたくないよ」 「そうかあ。まりさのむーしゃむーしゃ、しあわせ~、を見てみたかったなあ」 がっかりした表情で袋を部屋の隅に置くお兄さん。 「…そのうち出来なくなるんだし」 幸運な事に、ボソリと出た言葉はまりさには届かなかった。 次の瞬間には何事も無かったのごとく明るい表情になるお兄さん。 「じゃあ今日は、熱いのとねじねじとどっちにしようね?」 部屋にある棚から道具を選択しながらの質問。 「どんな事をされてもまりさは負けないよ!」 自分はどうなろうとも、家族の元に虐待お兄さんを連れて行くわけにはいかない。 まりさの覚悟は固いままだった。 「案内したくなったらすぐに言うんだよ?じゃあ、今日のメニューはこれ」 右手にはドライバー、左手にはアルコールランプが。 「熱くてネジネジ♪」 仰向けに寝かされたまりさはベルトで机に固定され、微動だに出来なくなった。 お兄さんはアルコールランプの炎の先がまりさの左右の『ステンレスのおひげ』の先に うまく当たるように位置を調節し、点火した。 熱がねじを伝わり、やがて餡子に到達する。 「ゆ゛あああああぁぁあづい゛あづい゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ」 皮膚を炙られのとはまた別の、直接餡子に熱が襲う激痛が始まる。 じたばたともがこうとするが、しっかりと固定されたベルトの所為で身動きは取れない。 「針灸みたいで、なんか餡子のめぐりが良くなって健康になりそうだね。これじゃあ 罰にならないかなあ?」 熱くて、が完了したのでネジネジの準備をしながら暢気な感想を述べるお兄さん。 「まずは下ごしらえをしないとね」 手にしたのは裁断用のハサミ。 慣れた手つきで金髪をバサバサと切り落としてゆく。 「あのね、まりさ。誤解してるみたいだけど、なにもまりさの家族を殺しちゃうわけじゃないんだよ?」 ジョキジョキジョキ。 「悪いことに加担したのは確かだけど、なにも泥棒しただけで死刑にはならないさ。 それに、ここにキミが来てから丸2日。最初からお腹を空かせていたんなら、もう すごく心配になってるんじゃないかなあ」 ジョキジョキジョキジョキジョキ。 まりさはただ歯を食いしばり、餡子を蝕む熱に耐えるしかなかった。 「だからさ、意地を張らずに家族に会いに行かないかい?」 ジョキジョキジョキ。 まりさの周辺にきれいな金髪だったモノがうっすらと降り積もった。 お兄さんはハサミをしまいに行き、代わりに3面鏡を抱えて持ってきた。 「チャームポイントのおさげだけ残してみました。お気に召しましたでしょうか」 横たわるまりさに見えるように開いた3面鏡が、熱さに悶えるまりさに変わり果てた姿を映す。 「ま゛り゛ざの髪の毛がぁぁぁぁああ」 3方向から文字通りつるつる饅頭が映し出された鏡を両手に、お兄さんはニコニコ笑顔のままで。 「安心してねまりさ。これから素敵な髪型にしてあげるよ。 ああでも、かっこよくなり過ぎて家族にまりさがわからなくなっちゃうかもね!」 いそいそと鏡をドライバーとネジに持ち替えヘアセットを開始する。 …30分後、まりさの頭部には銀色に輝く直毛がまばらに生えていた。 「こんな感じになりましたけど、いかがでしょうかお客様?ってまた気絶してる」 許容量をはるかに超えた苦痛で、とっくにまりさは口から餡子を吐いて白目を剥いていた。 お兄さんはめんどくさそうに餡子を口に入れなおし、オレンジジュースをドボドボと流し込む。 無理矢理現実に引き戻され、ゲホゲホと咳き込むまりさ。 「どうかな?ここまでされても家族を庇うのかい?」 まだ視界がぼんやりとしたまま、昨夜見た夢を思い出す。 まりさはただ黙ったまま、弱弱しくもお兄さんを睨み返した。 「明日も仕事だし、ここまでかなあ。ホンっトまりさは頑張るね!」 アルコールランプの火を消し、新たな頭髪が植えられた頭部にもオレンジジュースを たっぷりとかけてから。 「今日もまりさの勝ちでいいよ。ゆっくりおやすみ」 拘束しているベルトはそのままに、お兄さんは部屋を後にした。 明かりが落ち、再び暗闇に支配される部屋。 頬のねじを熱せられたことで内部の餡子に軽いヤケドが出来たようで、体の内側から ジンジンと痛みが自己主張を続ける。 頭部のねじの痛みはオレンジジュースでかなり緩和されていたが、餡子まではその効果は あまり届かなかったようだ。 まりさは一晩中、鈍痛でうなされ続けて夢を見るどころか一睡も出来なかった。 「ゆっくりおはよう、まりさ。よく眠れたかい?」 「………」 翌日の晩、お兄さんが部屋に入ってきて声をかけてもまりさは無反応だった。 疲労、睡眠不足、飢え、そして痛みと積み重なってきた『ゆっくりできないこと』は 確実にまりさの精神を蝕んでいった。 「無視するなんてひどいなあ。でも今日の罰も気にせず開始するからね」 昨日髪を無残に切り落としたハサミを再び手に、拘束されたままで動けないまりさの前に現れるお兄さん。 ハサミを持たない方の左手でそっとまりさの口に人差し指を突っ込むと、次に親指とで上の唇をつまむ。 次に何をされるかと想像し、必死に顔を逸らそうとするが既に上唇はガッチリとつままれ 皮がビロンと伸びるのが逆に滑稽だった。 「じゃあ今日の罰のまずは下ごしらえ。まりさの唇を奪いまーす。っていってもチュッチュするわけじゃ ないんだけどね」 鼻歌まじりに、摘まんで伸ばした上唇に遠慮なくハサミを入れていく。 ジョキジョキジョキ。 「ねえ、キミの家族ってさ、帰ってこないお父さんの事を自分たちを捨てたって考えて 怨んでるかもしれないよね?」 まりさは目を見開いたまま何も答えない。 その視線は眼前のお兄さんを捉えているわけでも、何かを見ているというわけでもなかった。 無反応のまりさにつまんないなー、とつぶやきつつも作業を続ける。 元々は饅頭の皮なのだから唇はみるみる切り裂かれて、とうとう上半分が取り除かれた。 「歯も歯茎もむき出しで、おおきもいきもい。では続いて下半分もいっちゃおー」 もう何をされてもまりさはなすがままだった。 このまま、まりさは嬲り殺しにされるだろうね。 別に好きにすればばいよ、生きてここを出る事は諦めちゃった。 ただ心残りは残してきた家族の事だけ。 帰ってこない父親を怨んでいるかもしれない。 既に自分の事など忘れてしまっているかもしれない。 それでもとにかく…無事に皆でゆっくりしていてくれればそれでいいんだ。 「はい。これで上手にごーくごーくも出来ないし、ちゅっちゅも永遠に出来ないまりさの完成でーーす」 切り取った皮を無造作に背後にポイと投げ捨ててお兄さんが宣言する。 「でもこんなのはあくまで準備なんだよ。これからまりさには永遠にむーしゃむーしゃ、しあわせー が出来なくなる事をしちゃうんだけど、何か言うことは無いかな?」 ここまでやっておいて、ここまでされても家族のことを言わないまりさに敢えて聞くお兄さん。 こんな風に全身をメチャクチャにされて、もはや自分は『ゆっくり』と言えるのだろうか。 「殺じで……さっさとま゛り゛ざを殺ぜぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛!!」 「ああ残念。ボクが聞きたかった言葉とは違うなあ」 片手に愛用のドライバーと、もう片手には今度はヒゲや頭髪に比べて細くて短めのネジを。 「では邪魔な唇も無くなったし、歯にねじねじしようかなあ。うんうん、虫歯は無いようだね感心感心」 コツンとネジが前歯に当てられ、グリグリと先端で傷を付けて中心を定める。 ネジ頭にドライバーをあてがい、お兄さんの腕にぐっと力がこもる。 ギギギギ、ギリギリ。 ゆっくりの歯は飴細工で出来ているという。 ステンレス製のねじは多少の抵抗を受けつつも、やすやすと貫通していく。 ギリギリギリギリギリ。 わざとらしく、じわりじわりとしかドライバーを回さない。 「ゆぎぃあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁ殺ぜぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛殺じでぇ゛ぇ゛ぇ゛ぇ゛」 4cmほどのねじの丁度半分が歯を貫いたところで1本目の処置が完了した。 歯の厚さを差し引いた分、口の内側に銀色の先端が姿を現している。 唇が無いのでよだれが周辺に飛び放題になり、お兄さんの服にもシミを作ったが、大して気にも留めても居ない。 今は虐待という世間一般には絶対に知られてはならない趣味を全身で堪能しているからだ。 このまりさの、この悲鳴は2度とは奏でられない。 全身全霊をもって発せられるこの音を、一秒たりとも聞き逃す事なんてどうして出来ようか? 「んー。全体のバランス的に考えて、それぞれの前歯に1本ずつで8本。今日はあと7本ねじねじって所かな 時間もあんまり無いしどんどん行ってみよ~!」 ギリギリギリギリギリ、ギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリ。ギリギリギリギリギリ。 ギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリギリ。 「痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛ 痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛痛い゛ も゛う゛や゛だお゛う゛ぢ帰る゛帰る゛帰る゛帰る゛帰る゛帰る゛帰る゛ぅ゛ぅぅぅぅぅぅう……」 5本目の途中でガックリと気絶したまりさ。 既に傍らに準備されていたオレンジジュースで、間髪入れずまりさの意識を引き戻すお兄さん。 「やあ、おかえりなさい。まりさ」 笑顔のお兄さんの優しい言葉にまりさは。 「ゆ、ゆっくりただいま…。れいむっ!?」 ほぼ数秒意識が遠のいたときに、家族の元に帰れた幻影でも垣間見ていたのであろうか。 だが幸せなひと時も一転、まりさは自分の置かれている状況を再認識して絶望する。 「ゆ゛んやぁぁぁぁぁああ!ま゛り゛ざ帰る゛の゛!お゛う゛ぢ帰る゛の゛ぉぉぉぉぉぉぉ」 もはやただの駄々っ子と化したまりさに、容赦なくお兄さんは残りの作業を開始する。 途中、一旦入ったねじを逆回転させて戻してからまた入れてみたりとか散々したために、全部の前歯にきれいな ねじ頭が生えた頃には用意したオレンジジュースがほとんど無くなってしまうのだった。 翌日、お兄さんが虐待部屋に来たとき、まりさはうっすら開いた目で天井をぼんやり眺めたまま 「帰りたい」とブツブツ呟くだけだった。 「おうちに帰りたいなら連れてってあげるけど?」 というお兄さんの問いかけにも完全に無反応。 はたして、泥棒してしまう前にかえりたい、こんな姿になる前にかえりたい、という意味だったのか もしれない。 お兄さんはため息一つ、固定していたベルトを外しはじめた。 「ごめんね、まりさ。調子に乗ってやりすぎちゃったみたいだ。しばらくゆっくり休もうね。 あ、そうだ。まりだとは別のゆっくりと今暮らしてるんだ。その子たちに会わせてあげるよ。 すごくゆっくりしたいい子ばかりだから、きっとまりさとも仲良くしてくれるよ」 『ヒゲ』や『頭髪』そして『歯の一部』が邪魔なので透明な箱に入れるわけにもいかず、底面を両手で そっと持ち上げてまりさを運ぶお兄さん。 この悪夢の出発点、台所のある部屋に待っていたもの。 「「「「むーしゃむーしゃ、しあわせーーーー」」」」 「おいちいね!すごくおいちいね!」 「ほらほら、あんまりがーつがーつしちゃ駄目だよ」 床に置かれた皿に山盛りのゆっくりフード。 それを囲んで堪能する成体サイズのゆっくり1匹と4匹の子ゆっくり。 お兄さんが部屋に入って来たことに気づくと、一旦食事を中断して振り向いて。 「「「おにいさん、ゆっくりいただいてます!」」」 それまでブツブツと繰り返していたまりさは、その顔を見てガクガクと震え出した。 自分が死ぬ間際に夢を見ているんだろうか? 見間違えることがあるはずのない、愛しいれいむ、子供たち。 どうして今、このお兄さんの家に? 「あれ?どうしたのまりさ。この子達と知り合いかな?」 自分を抱きかかえたお兄さんの言葉にはっと我に帰る。 まずい。知られてはいけない。 絶対に知られてはいけない。 「し、知りません。ぜんぜん知らないゆっくりだよ」 「あ、そう。じゃあこれから紹介するけど…」 先ほどまで団欒していたゆっくりの親子を見ると、まりさを凝視したまま固まっていた。 飾りのおぼうしも無く、髪も無い。 銀色のヒゲに頭髪。 唇も無く剥き出しの歯からはネジが生えている。 なんなのだろう?一体、全然ゆっくりできない。 「これはボクの家に泥棒に入ったゆっくりなんだ。しかも他に仲間がいるらしいんだけど そいつらのことを教えろって言っても庇うゲスなんだ。 だからたくさん罰を与えた結果、こういう姿になっちゃんだよね」 親子はお兄さんの説明を受けても、これが自分たちと同じゆっくりだとは到底信じられないと いった表情だった。 「そしてこのれいむ親子は3日前だったかなあ。朝仕事に行こうとしてたら、すぐそこの所で 行き倒れになってたんだ。 一旦家まで連れてきて、ゴハンだけあげて急いだんだけどまた遅刻で大目玉さ。 で、帰ってきてから事情を聞くと、お父さんゆっくりが狩りに出たまま一晩戻らなかったって。 お腹を空かせたまま夜明けを待ち続けて、それからずーーっとこの辺を探して回ったって」 今度はまりさに親子の事情を説明するお兄さん。 これで納得がいった。 帰らない自分を心配して一家総出で探しにきたのだ。 結果、数日間まともに食べていないゆっくりが遭難するのは当然のことであろう。 ゆっくりの行動範囲は実際は大して広くは無い。 お決まりの狩り場、というのを探そうとすればこのお兄さんに遭遇するのも仕方が無いこと だった。 「じゃあ、みんな一緒に生活するんだから仲良くしていってね」 まりさを大皿の脇に置いて親子の食卓に参加させるお兄さん。 れいむ達はおぞましい姿のゆっくりが改めて間近に来てビクっとしたが、お兄さんが笑顔のまま 一度だけうなずいて促す。 「で、ではあらためて…」 一匹を新たに加えて食卓を囲む一同が声を合わせて。 「「「「ゆっくりいただきます」」」」 まりさは複雑な気持ちだった。 家族全員無事だった事。 ここならなに不自由なく暮らせるだろう事。 しかし、自分が父だと言い出せない事。 さらに、この人間が本当に家族を飼いゆっくりとしてゆっくりさせるだろうかという事。 「「「むーしゃーむーしゃ、しあわせーーー!」」」 ゆっくり特有の習性。 皆が声を揃えて幸せな気分を表現する。 しかし、まりさには出来なかった。 団欒の中でまりさだけが出来なかった。 物を噛むと歯に激痛が走るからだ。 仕方なく少しずつ舌でペロペロとすくいとり、口に運ぶと噛まずに飲み込むことしか出来ない。 今まで味わったことの無い甘味が口内にしっとりと広がるが、何故かしあわせー、な気分に なることは出来ない。 それでも、再び家族とこうして一緒に居られるなら。 そこがまりさのゆっくりプレイスなのだから。 ゆっくりたちのそれぞれの食事の風景を、目を細めつつ見守るお兄さん。 その胸の内では、次はなにをしよっかなー、と無邪気な虐待魂を燃え上がらせていたのだった。 その日の晩、お兄さんも自分の寝室に行き、親子ゆっくり達もゆぴゆぴと安らかな寝息を立てた頃。 「れいむ起きて。ねえ、れいむ。ゆっくりしていないで起きて」 まりさの少し潜めた感じの呼び声で母れいむは目を覚ました。 「だいじなお話があるんだ。まりさは実はれいむのまりさなんだ。みんなのゴハンを集めなきゃって このおうちに入っちゃってこんな事に……。 ここのお兄さんは全然ゆっくりできない人だから、お願いだからゆっくりしないでここから出て行ってね」 まりさはれいむにだけは真実を話しておこうと思った。 れいむは賢く、冷静なゆっくりだからばれる前に子供たちをつれて上手く脱出できる方法を考えてくれるだろう。 「いきなり何を言ってるの!?そんなこと言われてもゆっくり信じられないよ」 れいむのこの答えも当然だった。 目の前のボロクズのような、ゆっくりとさえ言えない様なモノにいきなり旦那宣言されたのだ。 そこでまりさはれいむとの過去の出会い、永遠に一緒にゆっくりする事になったきっかけや 子供たちが生まれてからのことを出来るだけ細かく思い出しながら説明した。 そこまでされてようやく、れいむは探し続けていた夫を見つけることが出来たのだった。 それと同時に、行き倒れていた自分たちを手厚く保護してくれた同じ人間が、ゆっくりに対してこのような 虐待を行うことが出来るのかと戦慄するのだった。 「ゆぁぁ…まりさ…どうしてこんなことに」 「れいむ達が無事で良かった…頑張った甲斐があったよ…」 れいむがまりさの頬にすがりついて今までの分も含めて思い切りす~りす~りをし、2匹はしばらくそのままで 涙を流すのだった。 ようやく落ち着いた後、しばらくお互いに知らないフリをしてチャンスを伺う事にした。 れいむはまた元の子ゆっくりたちが一かたまりになって眠っている場所に戻っていった。 「ゆっくりおやすみ、れいむ」 「ゆっくりおやすみ、まりさ」 ドア一枚向こうのお兄さん 「ゆっくりおやすみ」 2に続きます。